『タイヤ交換後に起きる異常。これが出たら“まずココを疑ってください!”』
11月はタイヤ交換のピーク!
お客様の中にも「交換後に何か変だな?」と感じる方が少なくありません。ちなみに当店も毎年この時期にたくさんのご連絡をいただきます。
実は、タイヤ交換の直後に起きやすいトラブルには“典型的な症状”があります。
この記事では、
- どんな症状が出るのか
- 原因は何なのか
- まず何をチェックすべきかを分かりやすく解説させていただきます!

✅ 【症状①】ハンドルがガタガタする・振動が出る
まずココを疑ってください → ホイールナットの締め付け不足
起きる症状
- 走るとハンドルがブルブル震える
- 50〜70km/hあたりで振動が強くなる
- まっすぐ走らない感覚
原因の多くは…
👉 ナットの締め付け不足
特に、作業直後〜100km以内に起きることが多いです。
そのまま放置すると…
- ホイールがガタついてボルトを痛める
- 最悪の場合、走行中にホイールが外れる
(実際に11月は“タイヤ脱落事故”が全国的に増えます)
まずやるべきこと
- すぐに安全な場所に停車する
- ナットを手で触って“グラつき”がないか確認
- 心配ならすぐにショップへ(無料で点検可能)
✅ 【症状②】カーブで車がふらつく・安定しない
まずココ → 空気圧不足 or 空気圧の左右差
こんな症状
- カーブで車がフラ〜っとする
- 直進中にハンドルが落ち着かない
- いつもよりブレーキが効きにくい感覚
空気圧が低いとタイヤが潰れて接地面が増え、
車が重たく感じたり、ふらつきが出ます。
特に、左右の空気圧差による“片減り”状態だと
車が勝手に片側へ引っ張られることも。
まずやるべきこと
- ガソリンスタンドで4本すべて測る
- 交換したばかりなら“空気圧調整ミス”の可能性大
- SUV・ハイエース系は元々高めの空気圧が必要なので注意
✅ 【症状③】異音がする「コトコト」「カチカチ」
まずココ → ナットの緩み / センターホールの噛み合わせ不良
よく聞くケース
- 低速で「カチッカチッ」とリズムのある音
- 段差で「コトッ」と音が出る
- ホイールが違うメーカーに変わった時に多い
ナットが少しずつズレたり、ホイールとハブが正しく密着していない“当たり不良”が原因。
まずやるべきこと
- タイヤの付け根周りを目視でチェック
- 交換したショップに電話 → もう一度点検してもらう
(ほとんどのお店で増し締めは無料、もちろんバイキングも無料です!)
✅ 【症状④】まっすぐ走らない・ハンドルが取られる
まずココ → 空気圧差 or タイヤ方向のミス
こんな状態なら要注意
- 車が右か左に寄っていく
- ハンドルを真ん中にしてもまっすぐ進まない
原因の多くは、
- 空気圧の左右差
- タイヤのローテーション方向の取り付けミス(回転方向タイヤ)

特に最近のSUVやミニバンに多い
「回転方向指定タイヤ」は左右逆に付けると挙動が不安定になります。
🧩 【まとめ】タイヤ交換後に“これらの症状”が出たら…まず疑うポイント
| 症状 | まず疑うべき原因 |
|---|---|
| ハンドルがガタガタ・振動 | ナットの締め付け不足 |
| カーブでふらつく | 空気圧不足・左右差 |
| コトコト・カチカチ異音 | ナット緩み / ハブ密着不良 |
| 真っすぐ走らない | 空気圧差 / 回転方向ミス |
🔧 BUYKINGからのメッセージ
タイヤ交換後は、
走行50〜100kmでの“増し締め”が本当に大事です。
気になる症状が1つでもあれば、
遠慮なくすぐに見せにきてください。

