曇るフロントガラス
クルマのフロントガラスが曇ってしまうと視界が遮られ、ドライバーにとって非常に危険です。
安全な運転のためには、フロントガラスが曇りはじめたら早めの対策が肝心です。
ガラスが曇ってしまう前に対策ができれば、安心して運転に集中できるはずです。
そこで今回は、フロントガラスが曇る原因と、その対策方法についてご紹介いたします。
①フロントガラスが曇るのは、空気中の水蒸気が水滴に変化する「結露」が原因です。
これは、住宅の窓ガラスが冬場に曇ったり、冷えたグラスに飲み物を注ぐとグラスに水滴が 付着したりするのと同じ現象です。
②曇りが発生しやすい時期
車内と車外で気温差が大きくなればなるほど、そして空気中に含まれる水蒸気が多くなればなるほど、フロントガラスはより曇りやすくなります。特に冬・雨の日・梅雨などです。
曇りを解消する方法
- 窓を開けたり、車内の空調を「外気導入」にすれば、さらに効果的でしょう。
- エアコンには除湿効果があるため、エアコンをつけることで曇りを取ることができます。
- デフロスターを使用する。ダッシュボードのパネルにある、扇型に波線3本が描かれたスイッチがデフロスタースイッチです。デフロスターとは、「霜取り装置」のことです。
スイッチをONにしてしばらく待っていれば、だんだんとフロントガラスの曇りが取れていきます。
*ちなみに、リアガラスの曇りを取る装置のことを「リアデフォッガー」と呼びます。こちらはリアウインドウ内にある熱線に電気を通してガラスを温め、曇りを取り除く仕組みです。後ろも見にくい場合にはこちらを利用しましょう。
簡単にできるフロントガラスの曇り対策としては、以下の3つが挙げられます。
- 窓ガラスを清潔にしておく
- 曇り止め用品を使用する
- 除湿アイテムを置いておく
フロントガラスの曇りは視界を遮り、重大な事故を引き起こす可能性があります。
とくに太陽やライトの光を乱反射させますので、余計に前が見づらくなり大変危険です。
ガラスが曇りはじめたら、ここで紹介した方法を実践して、すぐに視界を確保しましょう。