エンジンオイルの役割②
エンジンオイルの交換は必要だと皆様はご存じだと思いますが、実際にどのような役割があるのでしょうか。
よく人間に例えると、エンジンは「心臓」と言われています。そのエンジン内を循環するエンジンオイルは「血液」と言われています。
エンジンオイルのコンディションを良い状態で維持することで、エンジンを長くベストな状態で保ちます。エンジンオイルはそれほど大切な部品なのです。
エンジンオイルには、多くの種類があります。固いオイル、柔らかいオイル、サラサラなオイル。
規格やグレードなど様々ですが、まずはお車の取扱い説明書で新車状態で入っているエンジンオイルの粘度や規格を確認してください。
エンジンオイルの選択を間違ってしますと、お車本来の性能を発揮できないばかりか、大切な愛車のエンジンにダメージを与えてしまうこともありますので気を付けましょう。
エンジンオイルはどのような働きやエンジンに対しての作用があるのでしょうか?
エンジンを守る5つの作用(エンジン内部のオイルの働き)
- 潤滑作用〜金属摩擦を減らし、エンジンをスムーズに動かします。
- 密封作用〜ピストンとピストンリングの隙間を密閉してガス抜けを防ぎ、パワーを維持します。
- 冷却作用〜エンジン内部の熱を吸収してオーバーヒートを防ぎます。
- 洗浄分散作用〜エンジン内部の汚れを取り込み、エンジンを綺麗に保ちます。
- 防錆作用〜エンジン内の水分や酸が原因で発生する錆を防ぎます。
左側がエンジンオイル交換を怠ってギトギトになったエンジンルームです。右側は新品のエンジンです。
オイル交換を怠りエンジンが故障すると多額な費用がかかってしまいます!
ドライバーが出来る比較的簡単で1番大事なケアがエンジンオイル交換と言われています!
結果的に定期的なオイル交換をすることにより修理費用を抑えることにもつながるのです。
オイル交換が不足して、エンジンがダメになり、エンジン載せ替えに60万円かそれ以上かかるケースがとても多いです!
定期的なオイル交換をして気持ちよくドライブしましょう。