中古車の相場のお話
中古車オークションというものがあり、業者間でたくさんの車の売買が行われています。
そのオークションの最大手のUSSで、2022年の9月に平均落札額が過去最高額の122万円を記録しました。
しかし、2023年に入り半導体不足が緩和されてきており2023年3月には中古車オークションの平均落札額が80万円台まで下落しています。
ただ、下記を見ればわかるようにこの数字は別に特段低いわけではなく、コロナ前に戻りつつあるといった印象です。
コロナ禍の時に中古車の値段が上がったのは、新型コロナの感染拡大により半導体や部品の不足が生じ、新車は減産。
すぐに納車できる中古車の需要が高まり価格が高騰しました。
中古車オークションの価格が下落!
しかし、どんどん半導体の供給不足の解消やコロナ後の経済活動などにより、先に述べたようにオークションに出品されている中古車の価格は下落しています。
そして、それにその価格下落に追い打ちをかけるようにロシアへの経済制裁として、8月9日から1900cc以上の車の輸出禁止が決定しています。
それと今話題のBM社が、今ある中古車をどんどんオークションに出品しているらしいです。
これらの原因により、さらにオークション価格が下落するだろうと業界内ではささやかれています。
これから中古車の価格はどうなっていくの?
もちろん株と同じで、中古車の相場がこれから上に行くのか下に行くのかを当てるのは非常に難しいです。
それでも、我々の長年の野生の勘(笑)ですが、購入を検討していた方々にとっては結構チャンスなのでは?と感じています。(売却の時期としてはピークは越えてしまったかもしれませんが(涙)…)
「ほしい車があるけど中古車が高いから買えない」と諦めていた方々もたくさんおられると思います。
これからも不透明な部分が大きいですが、少なくても相場が急上昇していた頃と比べて、かなり落ち着きつつあるので、チャンスかな?と思います。
まだまだ不透明な部分の多い中古車に懐疑的な目を向けられるのは分かっていますが、我々バイキングは変わらずに明瞭整備、明瞭会計を心がけていきます!
何かご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さいね〜。