3月に多いお車の売買トラブルTOP3！

季節も春になって、旭川も急速に雪解けが始まっています。

今年の雪解けは、例年よりもとても早い感じがしているのは私だけでしょうか？？

実は3月は新生活の準備期間という事で、車業界一番の繁忙期でもあり、お車の売買のトラブルも多くなります。

引っ越しや受験など、何かと忙しいこの時期のトラブルは出来るだけ避けたいですよね？

わからないと損をする事もあるので、お車を買う時も売る時も気を付けて頂きたい事はたくさんあるのですが、

今回は3月によくあるトラブルと注意点を３つご紹介します。

• 自動車税

自動車税は4月1日現在の車所有者に発生します。

そのため、3月中に車を売ったのにあとで請求が来たという話はよくあります。車を売りたいとお考えの方は、遅くても3月第4週くらいまでには売ったほうが良いです。

特に軽自動車の自動車税は基本的に一括でのお支払いなので、4月1日時点の所有者に自動車税が全額で課されてしまいます。

手放す事を考えている方は早めに方向性をはっきりとする事をオススメします！

普通車は一括でお支払いをしている方が多いので気付きにくいかもしれませんが、基本的に自動車税は月単位でのお支払いです。

4月にお車を売っても自動車税1年分を支払う必要はありません。４月分だけ負担をして、残りの11ヶ月分は買取店と相談をしてその分査定額を上げてもらうなどの相談をしましょう。

普通車なら低くても年間の自動車税のお値段は30,000円は超えてきます！

お仕事や生活の関係でどうしてもぎりぎりまで乗りたい方は、事前に自動車税の話をしっかりしておきましょう。

• 決算という名の押し売り

3月決算の会社は比較的多く、それを名目に無理やり買わされたと言う話も結構耳にします。

決算セールで物が安くなったり、または買取が高くなったりとするケースももちろんありますが、そうでないケースも沢山あるようですので、本当にお得かどうかは他店と比べたり、他店にセカンドオピニオンを求めるなど、しっかりと考えて下さい！

• クーリングオフ

また中古車販売にはクーリングオフがなく、一度契約をするとキャンセルができません。

上に書いた自動車税や決算時の押し売りも一度印鑑を押したら、クーリングオフが使えずに泣き寝入りをするケースもあります！

実際にあった例ですが、お車の査定額が他店で30万円とされ、当店で査定をしたら70万円というケースで、もちろん当店でお車を売りたかったのですが、30万円と提示をされた買取店で既にサインをしたので、キャンセルが出来ずに30万円で売るしかなかったという事もありました。

お客様自身も新生活があるので、

早く納車をしたい！とか車を手放す時期をすぐに決めたい！など、急いで事を決めたい衝動に駆られやすい時期でもあります。

あとで後悔しないためにも、しっかり内容を確認し、納得したうえでサイン捺印することをお勧めします。